フレイルは体や心が弱っている状態のことをいいます

フレイルという言葉を、よく耳にするようになったのは、感染予防のための自粛生活が始まって少し経ってからです。

フレイルを予防するにはどうすればいいのか?はたまた、フレイルになってしまったらどうすればいいのかを考えていきましょう。

フレイルを予防しましょう

フレイルは、体と心が弱っている状態です。

フレイルを予防するには、運動・食事・つながりが必要とされています。

フレイル予防のポイントをみていきましょう。

運動は何をする?

運動は、散歩やストレッチなど軽いことでも構いません。毎日の運動量は人それぞれなので一定の基準はありません。

運動をする習慣がない人は、10分散歩やラジオ体操などから始めるといいでしょう。

毎日、体を動かす習慣ができれば、バリエーションを増やしてみるのもいいですね。

食事で栄養をしっかりとる

お食事は、美味しく食べられていますか?

お菓子ばかりになっていませんか?

栄養バランスを考えて、食事を食べるように心がけてみてください。

栄養は、主に炭水化物やたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどに分類されます。

「栄養は難しい」と思ってしまう人は、野菜、果物、豆類、肉、魚介類などを1週間のうちに均等に食べるよう気にしてみるだけでもいいでしょう。

スーパーやコンビニでお惣菜を買うときにも、バランスを意識するだけで食事内容が変わるきっかけになるかもしれません。

つながりを持つ大切さ

自粛生活など、家にいる機会が増えると友人や地域の人と話す機会が減ってしまいます。

人は人とのつながりの中で生きています。

外出しづらいときは、電話やメールでも構いません。

外出できるときは、集まりに参加してみたり、ご近所さんとあいさつを交わしたりしてみてください。

体と心に良い影響を与えるバランス

運動・食事・つながりについて読んでいただきました。

フレイルになる前に予防することが大切です。

自分が、フレイルに当てはまるかもしれないと感じたら、その日から運動・食事・つながりを実践してみてください。

そうすれば、少しずつ体と心に栄養がいきわたり始めます。

体も心も弱ってしまってどうしようもない

こんなふうに感じてしまったら、いつもお世話になっているお医者さんに相談してみましょう。

相談することもつながりの一つです。

ご自宅に訪問されている看護師さんやヘルパーさんがいる人は、相談しやすい人に話してみてください。

それだけで、あなたはつながりを持とうと自分から行動していることになります。