お店や病院に設置している消毒液を使用するときの方法

外出先でよくみかけるようになった手指消毒用の消毒液ですが、正しく活用できているでしょうか。感染症を予防するために、もう一度おさらいしてみましょう。

お店に入る前に消毒ができるようになっている施設が多くなりました。

どのように消毒をしていますか?

なんとなく、あるから手にかけてすり合わせている感じはありませんか?

今回は、感染予防に役立つ手指消毒の仕方をご紹介します。

正しい手指消毒について学ぶ

消毒液を有効活用して、感染予防に役立ててください。

手指を消毒する理由

お店や病院など、手洗い設備が十分にない場所では、アルコール消毒液を設置しています。

手は、顔やカバン、ドアノブ、服など、無意識にいろいろな場所に触れています。

たくさんの菌がついている可能性がある手から、菌を減少させる効果があるものが、アルコール消毒です。

手洗い設備がある場所では、石鹸などを使い手洗いをおこなってからアルコール消毒をするほうが、菌を減少させる効果は高くなります。

菌が減少すると、お店や病院などの施設内で触れるものに、菌が付着する可能性が低くなり感染拡大を防ぐことにつながります。

つまり、あなたの感染リスクを下げることになります。

手の洗い方のおさらい

手の洗い方は、生活習慣になっているので、なかなか見落としがちなポイントです。

手を洗うことで感染リスクをさげられるように、洗い残しがないようにしてください。

感染症予防について

手洗い・うがい・マスク

この3つは、以前からいわれていることですね。

体内に菌を入れてしまわないように考えられた予防法です。

それ以外にも、体の免疫力を上げておくことも重要です。

寝る

睡眠不足になると、体が疲れている状態が続いてしまうので、力が発揮できなくなります。

何時間以上眠ればいいかは、人それぞれですが、日中眠気がでない程度の睡眠が必要とされています。平均7時間程度のようです。

睡眠をとることで、脳や内臓も休んでいます。体を休めてあげることを考えてみてください。

食べる

栄養のバランスを考えて食事をしてみてください。

ビタミンやミネラルを摂ることで、予防しやすくなるとされています。

たとえば、野菜たっぷりのおみそ汁です。

1日の食事に野菜を組み合わせてみてはいかかでしょうか。

自炊する時間がなくて、コンビニで買うとしたら、野菜の煮物やサラダを選択するといいでしょう。

特にビタミンAは、皮膚や粘膜を強くする効果があります。色の濃い野菜に多く含まれています。

清潔にする

自宅の掃除や換気をして、空気の入れ替えをすることもいいですね。

衣類を洗濯することも、付着した菌を少なくする方法です。

お風呂に入って、体についた菌を洗い流すことも大切です。

マスクを毎日洗ったり、付け替えたりすることで口からの侵入を減らすことができます。

体温や、体の状態を知る

日頃から、自分の体調確認をしていると、ちょっとした変化に気づくことでしょう。

あなたの日頃の体温は、どれくらいですか?

咳や鼻水はでていませんか?

頭は痛くないですか?

これらの症状がすべて菌に感染したから出てくるわけではありません。

自分が体調がいいなと思う日の状態を知っておくことで変化に気づきやすくなり、早期に治療を開始できるかもしれません。

体調管理といわれると、なんだか大変そうですが、起きた時の状態を自分で確認するなど、習慣化してしまいましょう。