精神科に通院されている方で、訪問看護を進められたり、クリニックでパンフレットをご覧になったことのある方もいらっしゃいますね。
精神科に継続的に通う必要がある患者様は、自立支援医療制度を利用されている方も多くいらっしゃいます。
自立支援医療制度で訪問看護を利用することができます。
ただし、お医者様が必要と判断した場合です。
訪問看護の料金
自立支援医療制度を利用して医療を受ける場合、訪問看護だけの料金をではなく、クリニックへの受診料やお薬代を含めた総額に限度額が設けられています。
難しい説明ですが、下の図で利用者の負担を説明しています。
社会保険か国民健康保険かでも料金に違いがあるので、限度額を知りたい方は、自立支援医療証にかかれているので、開いてみてください。
まだ、自立支援医療制度を利用されていない方で、お医者様から継続的な通院が必要と言われているかたは、クリニックで相談してみてください。
では、次に訪問看護の利用料を紹介します。
医療保険で受ける精神科訪問看護の時間
精神科訪問看護には、30分の区切りがあります。
1分~29分までと、30分以上です。
精神科訪問看護では、ゆっくりと落ち着いて会話させていただいたり、薬の管理などをするので、フィールアットホームでは、患者様のほとんどが30分以上訪問させていただいています。
その方にあった訪問看護の提供が、精神科訪問看護の良いところです。
精神科訪問看護基本料金
週3回までの利用が一番多いので、そこから説明します。
訪問看護をご利用いただくには、お医者様のからフィールアットホームへ指示書をいただく必要があります。
通常ですと、週3回までの訪問を指示する内容が書かれています。
週3回まで利用される場合、1回あたり5,550円です。
5,550円のうち、利用者負担割合分を請求させていただきます。
3割負担の方は、1,665円になります。
また、訪問看護管理療養費を合わせて請求させていただくので、実際お支払いいただく金額とは差があります。
実際はいくら支払うの?
患者様の所得によって、変動すると考えてください。
都道府県や市町村独自の制度で、国の基準よりも安くしているところもあります。
所得の低い方の場合、患者様への請求金額が0円ということも少なくありません。
支払い料金を気にしてしまい利用を迷っている方は、訪問看護ステーションに相談してみてください。
フィールアットホームでは、ご利用前の相談も受け付けています。
入院中に退院後のことを考える
今、精神科に入院されている患者様は、退院してからのことを考えますね。
退院してすぐに、24時間自宅で過ごすことになります。
不安な場合、外泊から慣れてみてはどうでしょうか。
外泊中も訪問看護は受けていただけますので、お医者様に相談してみてください。
泉州地域ですと、フィールアットホームがお手伝いできるかもしれません。
和歌山市~泉大津市あたりの利用者様が多数いますので、ケースワーカーさんと相談してみてください。
相談していただける関係づくり
患者様と初めてお会いして、すぐになんでも話していただけるわけではありません。
患者様も緊張していたり、不信感を持っていたりするものです。
フィールアットホームの訪問看護師は、最初からすべてをお聞きするわけではなく、まずは話していただける関係を作りたいと考えています。
患者様から心の不調などを聞き、少しずつ固まった緊張をほぐしていただけるよう訪問看護を提供します。